集団の中で生きる社会的動物「人間」は誰でも所属欲求を持っています。他社から疎外されることに強い恐怖心を感じ、周囲の視線に過剰に敏感になりやすい傾向を持っています。
なぜ人間は集団に所属しながら生活するのでしょう?
それは一人で生きていくより他の人と協力し助け合いながら生きていくほうが便利だからです。社会的促進です。
社会的促進行動は群れを作って生活をする動物や昆虫すべてに見られる行動です。助け合い自分の安全性を高める行為は生き残るために非常に重要な知恵なのです。
集団内に安心できる居場所を求め、集団内に所属したいという欲求を持つのです。
所属欲求が影響!人間の行動・思考
悪口・ あの人苦手なのよ…あなたどう思う?
自分を守るための嘘・あれは私のせいじゃない!
いじめを見て見ぬふり
これらの行動・思考は「集団の中で自分を守る」ため。所属欲求があるからこそ
- 他人の目が気になる
- マイナス評価に敏感になる
- 人の視線が怖くなる
のです。一見卑劣に見える行動も人間の所属欲求が影響を与えています。そのような行動を「弱さ」「卑劣」ととらえることはせず、自分を守るための行動の一つだということを理解しておきましょう。